2011年4月7日木曜日

「AOU2010 アミューズメントエキスポ」開催――目玉の「METAL GEAR ARCADE」には行列も

 全日本アミューズメント施設営業者協会連合会(AOU)が主催する、アミューズメント機器の総合見本市「AOU2010アミューズメント?エキスポ」が2月19日(金)、千葉県の幕張メッセにて開幕した。

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 対戦格闘やシューティングといった昔ながらのビデオゲームが縮小を続ける中、各社が引き続き力を入れているのが、アミューズメントセンターという環境を生かした「大型筐体モノ」。3D映像+ヘッドコントローラという、まさに「ゲームセンターでしか体験できないゲーム」を実現したKONAMIの「METAL GEAR ARCADE」をはじめ、今回もカードゲームや音楽ゲーム、ガンシューティングといった“ゲームセンターならでは”のタイトルが多く見られたのが印象的だった。

 アーケードのスペックを家庭用ゲームが追い抜いてしまった現状、こうした差別化の流れは今後さらに加速していくものと予想される。全体としては引き続き苦しい状態が続いているアミューズメント業界だが、「家庭用との差別化」という流れに各社が向いたことで、逆に個別のタイトルでは面白いものも増えてきている印象がある。ここでは各出展社別に、ブースの様子を見ていくことにしよう。

●「METAL クリスチャンルブタン
GEAR ARCADE」が注目を集めたKONAMIブース

 今回もっとも注目を集めたタイトルと言えば、やはりKONAMIの「METAL GEAR ARCADE」だろう。昨年の「E3 2009」で発表されたタイトルだが、プレイアブルな状態での出展は今回が初となる。

 基本的なゲームシステムは「METAL GEAR ONLINE」をベースとした4対4のTPS(サードパーソンシューター)だが、偏光グラス式による3D立体映像+5.1chサラウンドシステムという豪華仕様で、見た目のインパクトは抜群。また操作方法もガンコントローラとヘッドコントローラ(カメラが付いたメガネのようなデバイス)を組み合わせた独特のもので、FPS/TPS初心者でも非常に操作しやすいものとなっていた。

 気になるヘッドコントローラの操作性はかなり良好で、向きたい方向に首を向けるだけでスッと視点がそちらを向いてくれる。また射撃もガンコントローラで行うため、狙った位置をそのまま撃つことが可能。システムとしては一般的なFPS/TPSでありながら、アーケードでしか得られない体験をこれでもかと盛り込んであり、完成度は非常に高いと感じた。残念なが UGG 激安
ら料金形態、稼働予定日などについては未定とのこと。

 そのほかKONAMIブースでは、音楽ゲームの「GuitarFreaksXG」「DrumManiaXG」「DanceDanceRevolutionX2」「jubeat knit」、また先日発表されたゲームセンター用電子マネー「PASELI」対応ソフトとして「麻雀格闘倶楽部 我龍転生」「クイズマジックアカデミー7」の2タイトルを出展。また麻雀に続く「格闘倶楽部」シリーズ最新作として、1月より稼働中のオンライン将棋ゲーム「天下一将棋会」も注目を集めていた。

●バンナムステージでは「ガンダムVS.」シリーズ最新作を初披露

 バンダイナムコゲームスのステージイベントでは、事前に予告されていたとおり「機動戦士ガンダムVS.」シリーズの最新作「機動戦士ガンダム EXTREME VS.」を初公開。基本的なゲームシステムについては前作を踏襲しつつも、PS3ベースの新基盤SYSTEM357を新たに採用し、シリーズ最高峰のグラフィックを実現していることや、多数の新機体が追加されることなどが、プロデューサーの馬場龍一郎氏により発表された。稼働時期については「秋予定」とのことだが、 信長 rmt
シリーズファンによっては稼働開始が待ち遠しいタイトルとなりそうだ。

 そのほか同社ブースでは、映画「ターミネーター」の世界観をモチーフとしたガンシューティングゲーム「TERMINATOR SALVSION」をはじめ、レースゲーム「湾岸ミッドナイト マキシマムチューン3 DX プラス」、対戦型タンクシューティングゲーム「TANK! TANK!! TANK!」、ライド型シューティングゲーム「デッドストームパイレーツ」などが出展されていた。

●セガブースの隠し玉はなんと「戦国大戦」!

 セガブースは、PSPからアーケードへの進出となる「Project DIVA Arcade」や、新型UFOキャッチャー「UFO BALANCE CATCHER」などを前面に出した構成。特に「Project DIVA Arcade」は試遊台のほか、スペシャルムービーが見られるクローズドシアターも併設されており、かなり力の入った展示となっていた。1月に行われたロケテスト非常に好評で、本格稼働が待ち望まれるタイトルだ。

 またステージイベントでは、「三国志大戦」に続くトレーディングカードゲームシリ
ーズ最新作として「戦国大戦」が発表され注目を集めた。今回はタイトルのみの発表に留まったものの、プロデューサーの西山泰弘氏によれば、今作では「鉄砲隊」が新兵種として追加されるとのこと。また最新基盤「RINGEDGE」および新型フラットリーダー筐体を採用し、これまでになかった操作も楽しめるようになるそう。稼働時期については未定。

●「NO考ゲーム」で攻めるタイトー

 タイトーブースでは、4人同時プレイ可能なガンシューティングゲーム「GAIA ATTACK 4」や、音ゲー要素を盛り込んだ異色のガンシューティング「ミュージックガンガン! 曲がいっぱい☆ 超増加版」、体感型ホッピングレースゲーム「ホッピングロード」の小型版「ホッピングロード キッズ」など「NO考ゲーム」ブランドのタイトルを多数出展。また懐かしのスロットカーレーシングを再現した「GO GO Grand Prix」など、他とは一線を画したラインアップが目を引いた。個々のタイトルはやや小粒ながら、現在もっとも体感?大型筐体ゲームに力を入れているメーカーとして、今後の動向に注目していきたいところだ。【池谷勇人】

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引用元:FF11 RMT

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